こんにちわ！株式会社悠久　制作委員会です。
本日は、リゾート会員権全般の価格変動と流通状況についてお話していきます。

今が売り時！？会員権価格が上がっている現状。
現在、弊社でお取り扱いしている物件の多くがリゾートトラストのエクシブとなっておりますので、そちらの価格を見ていきましょう。

エクシブ有馬離宮バージョンZ　ECグレードの場合

※市場参考価格として

ここ2.3年の価格の変動を見ていても、高価格で取引されているというのが弊社の実感値です。


一般的にリゾート会員権の売買価格の設定は、不動産物件と同じ「売主希望価格」をベースに「需要」と「市場競争力」によって決まってきます。
「売主希望価格」とは、売主様が購入時の金額を加味してどれくらいで売りたいかという純粋な希望価格をいいます。
しかし、それでは高すぎて買主の選択肢から外れてしまったり、市場には同じような物件でもっと安い物件が出ているため市場競争に負けて売れ残ってしまう…ということになります。

そこで弊社のような仲介業者が「需要」と商品の「市場競争力」を加味して、お客様に価格提案させていただき、成約につなげていくのです。

なぜ、価格が上がっているのか！？
ここ数年、価格が上がることはあまりありませんでした。ましてやコロナの影響もあり早く売りたいというお客様が増え、価格も安くなるのでは…と予想しておりました。
しかし、実際は違ったのです。市場では売り物件が少なくなり、弊社ではお求めのお客様をお待たせする事態も出てきたのです。


三菱UFJリサーチ＆コンサルティングが2020年7月にまとめたマーケティングコラムが宿泊業界の「変革へのヒント」を抜粋して考えてみましょう。
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変革へのヒント
Post コロナでの持続性担保のためのキーワードは、「省人化」「プライベート化」「高リピート化・高単価化」だと考える。いずれも、今まではとは違った視点で重要性が高まってきているテーマである。観光業が変革を進め Post コロナに対応することで、再び輝きを取り戻すことを願っている。
(1) 省人化
従前から最重要課題の 1 つであったが、Post コロナでは衛生管理の観点からも求められ、より重要性は高ま
る。例えば予約、鍵受渡、サービス等の面で、ICT 利用による省人化を進めること、加えて、必要な顧客接点以
外の削減と、サービス体系の見直しといった抜本的な施策展開が求められるだろう。
(2) プライベート化
団体旅行の獲得がさらに厳しさを増す中、団体に頼らないプライベートな旅行需要への対応が重要になる。個
人旅行客に重点を置いたサービススタイルへの転換や部屋食サービスの拡充、ビュッフェの運営方法見直しが
論点になってくるだろう。
(3) 高リピート化・高単価化
近郊客の掘り起こしやリピート率を高めることは、今まで以上に重要になってくる。観光業では客数の多さからリ
ピート実態について正確に把握していない場合も多い。リピート率を重要指標化し、しっかり把握を行うべきだろ
う。また、リピーターに高単価が許容されるに値する品質向上もあわせて行う必要があるものと考える。
参考URL：https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2020/07/cmc_mc_2007.pdf
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今後、顧客獲得のため宿泊施設が必要としてる変革に挙げられている上記の項目…。実は会員制リゾートホテルが長年続けてきた運営方法です。

コロナ影響により、ホテルに求められるものが「安くて」「気軽に行ける」よりも
「高くても」「ソーシャルディスタンス(プライベート）を確保できる」に変わってきたのではないでしょうか。

上記の要因により、会員制リゾートホテルの「需要」が高まると同時に、市場に物件が少なくなり「市場競争力」が高まりました。そのため、会員権価格の上昇につながっているのではないかと考えます。

いかがでしょうか。売却をご検討のお客様は是非一度査定をしてみるのもいいかもしれません。
もちろん弊社では、売却のご意思に関わらず価格をお伝えさせていただきます。

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そのほかにも、会員制リゾートホテルについてのコラムを掲載しております。
＊会員制リゾートホテル基礎講習コラム一覧＊

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